新居浜商工会議所
まちなか博物館

−まちなかには街の歴史を物語るたくさんの宝物が残っている−


  
篠原金網製作所
  

「新幹線のレール
 
 店内に一歩足を踏み入れると、まずは金網アイテムの豊富さに魅了されます。そこはもう職人の世界。代表者の篠原さんは、新居浜はもちろん、両隣の西条市、四国中央市を含めても一人しかいない金網職人です。昭和35年に登り道南商店街で商売を始めて以来、ずっと金網製作一筋に手掛けてきました。

 
 その製品の種類は、実に様々で、街でよく見かけるフェンスの金網、魚を焼く網、ふるい、ねずみ取り、厨房の洗い場で使うストレーナー(こしあみ)、そしてコンビナート施設内などを走行する時、火花が出ないように車のマフラーに被せるマフラーカバーなど。あまりの種類の多さに、お話を聞いているだけでも時間の経つのを忘れてしまいます。
 
 また、その作業に使う道具も、職人さんならではのモノばかり。その中のひとつに1メートル程に切断された「新幹線のレール」(写真)を発見しました。これは材料の金網を伸ばす時に使われるものだそうですが、実際にその上を新幹線が走っていたとのこと。さらにその横には、ひと回り小さめの在来線のレールもあり、電車がこれらの上を走っていた姿が目に浮かんでくるようで、とても楽しい気分になります。街へお出かけの際は、是非訪ねてみてはいかがでしょうか。

【DATA】
〒792−0022
愛媛県新居浜市泉宮町12−22
TEL(0897)33−8321
営業時間  9時〜18時
定休日    なし
内部見学  自由

(「新居浜会議所ニュース」2006年8月号に掲載)

有限会社 東屋酒店
  
昔かわらぬ「赤レンガの塀」

瓦葺の門、石積み、そして旧街道沿いに続く赤レンガの塀(写真)
 朝方には、お遍路さんにもしばしば出会う、昔かわらぬ風景の中に東屋酒店があります。
 角野村喜光地といわれた明治以来のお店であり、当時は和洋酒類食料品の販売だけでなく、キコーマル醤油醸造元としても知られていました。
 
 今でも醤油醸造をしていた建物などが残されており、築133年以上といわれる東屋酒店の前、旧街道沿いに佇んでいると、当時の賑やかさを偲ぶことができます。
【DATA】
〒792−0826
愛媛県新居浜市喜光地町2−5−3
TEL(0897)41−6519
営業時間  9時〜20時
定休日    水曜日
内部見学  自由

(「新居浜会議所ニュース」2006年7月号に掲載)

有限会社 垂水味好堂
  
伝説を偲ぶ「小女郎狸コレクション」

 「本町通りにあり、名物小女郎飴本舗として知られ、また新居濱羊羹製造本舗で各種一流の生菓子の製造をなしている」

昭和13年発刊の「躍進 新居濱」にこのように紹介されている巨p味好堂。現在は、昭和通り・登り道で文具の小売をされています。

 本町通りにあった店舗は今では自宅となっていますが、内部は昔の面影を十分残しており、先々代時、宮大工が3年をかけて建築したという風格が漂っています。

 さて、現在では小女郎大明神として、一宮神社の大楠に祀られている小女郎狸ですが、ここ、垂水さんのお宅では今でも伝説の小女郎狸が生活に息づいています。

 80年以上前からお店の前で本町通りの変遷をずっと見守ってきた「美しい娘に変化した小女郎狸」の石造は有名ですが、自宅内の透かし窓や欄間などにも小女郎狸の意匠が随所に使われており、茶釜に変化した姿の小女郎狸の二六焼き(写真)等々、素晴らしい小女郎狸のコレクションを楽しむことができます。

 「美しい娘に変化した小女郎狸」の石造は、本町通りの自宅前で拝見することができます。ぜひ、一度伝説の小女郎狸に会いに出掛けてみてはいかがでしょうか。
【DATA】
〒792−0017
愛媛県新居浜市若水町2−9−19
TEL(0897)37−2030
FAX(0897)33−0149
営業時間  8時30分〜19時(水曜17時30分)
定休日   年末年始・盆・地方祭
内部見学  自宅は非公開です

(「新居浜会議所ニュース」2006年6月号に掲載)

株式会社 サトー商会
 
レトロな大金庫

 尻無川にかかる元塚橋の西側。昭和レトロ調で懐かしい雰囲気と評判の建物があります。今は、潟Tトー商会の事務所となっていますが、社長のお話では、「38年前である昭和42年に先代が当地に来た時には、もう今の建物が建っており、金庫も既にあった」ということで、外観、内装ともにほぼ当時のまま残されているそうです。それ以前は、白石運送という会社の事務所として使われていたということで、建築された年代などはっきりした年はわかっていません。

 事務所の一番奥に設置されている「大金庫」は、高さ2メートル、幅1メートルの大きさで、金庫前面の商標には「帝国金庫製」「大日本・東京市」と書かれており、かなり歴史のあるものであることがわかります。現在は書類入れとして使われていますが、金庫としても十分現役として通用するもので、その黒光りした風貌からは、歴史の重みさえ感じることが出来ます。

 事務所内も昭和初期の雰囲気を今に伝えており、当時は、ずいぶんとモダンな建物だったことがうかがえる貴重なものだと言えます。お近くにお出かけの際は、ぜひ一度、訪ねてみてはいかがでしょうか。
【DATA】
〒792−0016
愛媛県新居浜市港町6−26
TEL(0897)37−0358
FAX(0897)37−0362
営業時間  8時〜17時
定休日   土曜・日曜・祝日
内部見学  自由

(「新居浜会議所ニュース」2006年5月号に掲載)

有限会社 佐々木機工
 
日本建設機械の歴史「ミニチュアクレーン」
 
昭和通り沿いに店を構え、クレーンなどの建設機械の販売代理店として知られるのが牛イ々木機工です。

 事務所のガラスケースの中には、たくさんの「ミニチュアクレーン」(写真)があります。ミニチュアクレーンは、メーカーが販売代理店向けにPR用として配ったもので、とても精巧かつ頑丈に作られています。ミニカーなどのようなおもちゃと違い、まさにクレーン車の「ミニチュア版」です。しかも、販売代理店ならばどこでももらえるかというものでもなく、一定の販売実績がある販売店にしか配られなかったという希少価値の高いものです。

 クレーンには、私たちがよく知っているトラッククレーンをはじめ、ラフタークレーン、クロラークレーンなどの種類があり、事務所には、昭和55年の創業以来、社長が販売した1,168台のクレーンの写真がファイルされ、同社とクレーン発展の歴史を知ることが出来ます。

 最近は、世界的な好景気の影響を受けて建設機械の需要が高まり、日本だけではなく世界中から同社のホームページを見た多くのお客様から問い合わせがあるそうです。たくさんのミニチュアクレーンコレクションを眺めながら、新居浜の建設機械の生き字引である同社社長の話に耳を傾けてはいかがでしょうか。
【DATA】
〒792−0014
愛媛県新居浜市西町1−3
TEL(0897)32−4808
FAX(0897)32−4803
営業時間  8時〜17時
定休日   土曜・日曜・祝日
内部見学  自由

(「新居浜会議所ニュース」2006年4月号に掲載)

宇賀金属興業株式会社

昔懐かしい「昭和レトロ看板」


 鉄工所などで使われる業務用の機械工具や配管、継手類の販売を手がけているのが、昭和通りに店舗を構える「宇賀金属興業梶vです。

 昭和12年に昭和通り沿い、現在の愛媛銀行新居浜支店の東隣で創業し、昭和39年に現在地に移転しました。

 事務所の奥には、どこか昔懐かしい「昭和レトロ看板」(写真)が立てかけられています。

 看板は、大工道具メーカー・秀三郎が特約店に配っていたもので、縦約50センチ×横約70センチの木製。
 同社名の文字や、大黒馬の絵などがしっかりと掘り込まれ、昭和24年ごろから店内に置かれ、50年以上経った今も当時の色をそのまま残しています。
 その鮮やかな色使いは、昭和の賑やかだった商店街の光景をつい昨日のことのように思い出させてくれます。

 当時でも木製の看板は大変珍しいもので、それを眺めるたびに新居浜のまちや産業が急速に成長していった頃を思い出させてくれると社長は語ってくれます。

 事務所には、看板に負けないくらいレトロなレジスターもあります。眺めているだけで懐かしくなる、そんな昭和レトロ看板をのぞいてみてはいかがでしょうか。

【DATA】
〒792−0011
愛媛県新居浜市西原町2−1−10
TEL(0897)37−2134
FAX(0897)34−5122
営業時間  8時〜17時
定休日   日曜祭日
内部見学  自由

(「新居浜会議所ニュース」2006年3月号に掲載)

スポーツカード ファンクス

■少年時代の夢が詰まった「カードコレクション」


 新居浜市内で、スポーツカードを専門に取り扱うお店として知られているのが登り道にある「スポーツカード ファンクス」です。

 店には、プロ野球選手やメジャーリーガー、Jリーガー、プロレスラーなどをはじめ、アニメやゲーム、芸能人などたくさんの種類のカード(写真)が取り扱われています。

 中には、現役選手として活躍していた頃の長嶋茂雄選手や、田渕幸一選手、メジャーリーグの伝説の4番打者・テッド・ウィリアムス選手など、収集家にとっては希少価値の高いこだわりの逸品が数多くあります。

 最近のお客様は、カードゲーム人気を反映して小中学生が中心で、平日の夕方は大変賑わいます。
 土日に店内で開催されるカードゲームのイベントには、ホームページなどを見て市内のみならず、市外や県外からも参加するお客様もいるそうです。

 小学生の頃から、スポーツカードを集めていた店主の夢は、カード屋さんを経営することで、その夢が実現したのは、今から約2年前のことでした。それぞれの時代のヒーローたちのカードを手に取りながら、時間を忘れて思い出話をするのも楽しいひとときとなります。

【DATA】
〒792-0826
愛媛県新居浜市泉宮町2−35
TEL・FAX(0897)32−3969
営業時間  11時〜20時
定休日    無休
内部見学  自由
URL     http://www.enjoy.ne.jp/~funks/


(「新居浜会議所ニュース」2006年2月号に掲載)

岸田時計店

■時代を物語る「腕時計」コレクション


 喜光地商店街で、時計について地元の人たちから注目されているのが「岸田時計店」です。

 店には、40年以上前に数年間だけ製造されたTAKANOの腕時計や、60年以上前に製造されたOMEGAの半回転の珍しい自動巻きの腕時計、SEIKOの初期の自動巻きや約30年前に初めて発売されたデジタル時計など、製造元の会社の博物館に展示されてもよいくらいの非常に希少価値の高い腕時計(写真)がたくさんあります。

 これらの時計は、店主の人柄を慕って、お客様から「不用になったから」と持ち込まれたものがほとんどだそうです。

 自動巻き腕時計は、時代によってそのつくりが異なり、時代が進むにつれてどんどん薄くなっていくのが大きな特徴です。
 また、時計の芯棒が、非常に折れやすいのに対応してアンチショックシステムという仕組みが開発されるまでの変遷も見ることができます。

 他にも、南京虫と呼ばれた皮ひもの腕時計や、年代ものの懐中時計も多くあります。時計と共に歩んできた、時代の変遷と珍しい時計の話を聞いてみると時間が経つのを忘れてしまうことでしょう。

【DATA】
〒792-0826
愛媛県新居浜市喜光地町1-14-50
TEL・FAX(0897)43-7618
営業時間  8時〜20時
定休日    無休
内部見学  自由


(「新居浜会議所ニュース」2005年12月号に掲載)

合田呉服店

■家紋の歴史を今に伝える「紋帳」


 別子銅山の繁栄とともに賑わった喜光地商店街に店を構え、きもの、帯から和装品にいたるまで本物を追求した品揃えで知られているのが「合田呉服店」です。

 値段の安い中国製品が数多く市場に出回る中、伝統的な色、柄、品物が揃うということで親子3代にわたるファンも多いそうです。明治30年に初代・喜平氏が創業し、昭和初期ごろに現在の地に移転しました。

 店には、きものを作るときに欠かせない何千種類もの家紋が掲載された「紋帳」(写真)があります。この紋帳は、大正時代から使われているもので、電話帳のように厚みがあり、ずっしりとして風格さえ漂っています。今も大切に使われているもので、店の宝物のような手放せない存在になっています。

 家紋は、同じ苗字でも異なり、自分の家の家紋が分からないと相談を受けることも多く、4代目となる現店主も働き始めた当時は、家紋の種類の豊富さに驚いたということです。

 落ち着いた雰囲気の店内に設けられたカウンターで、現店主が話す家紋の歴史と柄の奥深さについて学んでみてはいかがでしょうか。

【DATA】
〒792―0826
愛媛県新居浜市喜光地町1-10-20
TEL    (0897)41-6523
営業時間 9時〜19時
定休日  水曜日
内部見学 自由

(「新居浜会議所ニュース」2005年11月号に掲載)

サープラス

■まちなかのおもちゃ箱 


 新居浜の若者の流行発信基地として知られているのが、昭和通りにある「サープラス」です。

 店の外観は、昔のアメリカ映画にでてきそうなレトロな雰囲気で、店内は、年に4、5回渡米し商品を買い付けに行くという店主が厳選した古着を中心とした衣料や、雑貨類などが所狭しと並んでいます。

 衣料品は、流行に敏感な若者を中心として人気が高く、特にこれから店頭に並ぶベロア素材のジャケットは今年の流行アイテムとしても注目されていることから、夏から問い合わせが多かったそうです。

 さらに奥に進むと、店主が、アメリカ中を飛び回って集めたこだわりの「アンティーク雑貨」(写真)でいっぱいです。

 雑貨は、40〜80年代のものが中心で、時計や台車、看板、電気スタンド、ラジオ、バッグ、マグカップ、ヘルメット、プラモデルなど子供のころにテレビで見たり自分のそばにあったようなものばかりで、違う時代のおもちゃ箱に入ってしまったかのようです。

 古きよき時代のアメリカを偲ばせる店内から新居浜のまちなかを眺めるのはいかがでしょうか。

【DATA】
〒792-0017
愛媛県新居浜市泉池町11―31
TEL    (0897)37−4773
営業時間 10時〜20時
定休日   水曜日
内部見学 自由

(「新居浜会議所ニュース」2005年10月号に掲載)

お好み焼き ぼてすけ屋

■まちなかの時計ミュージアム 


 新居浜を代表する老舗のお好み焼き屋さんとして知られているのが、昭和通りにある「お好み焼き ぼてすけ屋」です。

 レンガの外壁が印象的でシックな雰囲気の店内に入ると、壁にはアンティークの「掛け時計」(写真)がところ狭しと掛けられています。

 時計は、店主が昭和53年に店を構えたころから集め始めたもので、店の歴史とともに時計の数は増え続けました。

 現在では80台近くになり、店を訪れるお客さんたちの目を喜ばせているそうです。
 どの時計も、店主が強いこだわりを持って各地を飛び回り集めた希少価値の高いもので、中には手に入れるのに数年間探し回ったというものもあります。

 店には、アンティーク掛け時計の他にも、店主が収集したアンティークレジスターや円柱の郵便ポスト、ステンドグラスなどが独特な居心地の良い空間を作り出しています。

 Victor製の懐かしい蓄音機から流れる音楽を聴きながら、まちなかの時計ミュージアムのコレクションを堪能してみてはいかがでしょうか。

【DATA】
〒792-0017
愛媛県新居浜市若水町2―5―24
TEL    (0897)35‐3078
営業時間 11時〜21時
定休日   年中無休(元旦を除く)
内部見学 自由

(「新居浜会議所ニュース」2005年9月号に掲載)

石井ミシン商会

■職人たちのこだわりが作り上げたミシン


 昭和通り沿いにある「石井ミシン商会」は、ミシンの小売販売と、現在では珍しくなった「修理のできるミシン屋さん」として知られています。

 店は、昭和8年に初代・祐義氏がミシン製造メーカー「石井ミシン研究所」として立ち上げたのが始まりでした。

 頑固な職人であった初代と10人を超えるミシンづくり職人たちは、全国各地を飛び回り最高の部品を集めて、完成度の高いミシンを製作し、「TAKARA KOZUCHI」シリーズとして昭和30年まで製造を続けていました。

 当時、同店で作られたミシンの人気は非常に高く、在庫がない状態は当たり前だったということです。

 職人たちがこだわり抜いたミシンは、製造終了後50年を過ぎた今日でも現役で活躍しています。

 店内には、「TAKARA KOZUCHIU型」(写真)と大正時代初期のアメリカで作られた「シンガーミシン」が展示されています。

 店主の話を聞きながら、新居浜のミシンの歴史を紐解いてみてはいかがでしょうか。

【DATA】
〒792-0012
愛媛県新居浜市中須賀町1‐8‐16
TEL (0897)34‐5345
FAX (0897)34‐5346
営業時間 9時〜19時30分
定休日 水曜日
内部見学 自由

(「新居浜会議所ニュース」2005年8月号に掲載)

梶田屋商店

■初代の優しさこもる「計算機」

 「あの店で買った下駄は履きやすい」。長年の信用と職人の技で、市内はもちろん遠くは県外からも客が訪れる履き物の老舗が昭和通りにある「梶田屋商店」です。

 風鈴の音が涼しく鳴り響く広い店内には、所狭しと下駄やぞうり、靴などが並べられています。

 店は、初代・亀次氏が、昭和3年に今治の老舗「梶田屋」から暖簾わけされ創業したもので、昭和7年に現在の地に移転しました。

 真面目な初代の立てた鼻緒は、「くるわん(=ゆるまない)」と評判だったそうで、その技を引き継いだ現当主の職人技を聞き、今も遠くからお客様が来てくれるそうです。

 店の倉庫には、ドイツ・フランクフルトの老舗メーカーオリベッティ製の「計算機(Olivetti Divisumma24)」(写真)があります。

 計算の得意でなかった奥さんが嫁いだ時に、初代が買ってくれたものです。当時としては非常に珍しく高価なもので、おおらかで優しかった初代の姿がしのばれます。

 さらに、アンティーク・レジスターやそれぞれの年代に懐かしい履き物が、まるで博物館のように保存されています。明るいご主人と奥さんの応対を受けながら、これからの季節にぴったりな本物の下駄をじっくり選ぶのはいかがでしょうか。

【DATA】
〒792-0012
愛媛県新居浜市中須賀町1−7−29
TEL    (0897)34−1717
FAX    (0897)34−1719
営業時間 9時30分〜19時
定休日   水曜日(他不定休)
内部見学 自由

(「新居浜会議所ニュース」2005年7月号に掲載)

あおのとけい店

■まちの時間を刻み続ける「置時計」

 新居浜市で戦前から残っている一番古い時計屋さんが「あおのとけい店」です。

 店の中央には、大正15年の創業当時から、店の顔として新居浜のまちの時間を刻みつづけてきた高さ約2メートルの「置時計」(写真)があり、今も正確に私たちに時間を教えてくれます。

 時計は、ドイツ製で、当時の最高技術を使って作られました。その作りは非常に精巧で、ガラス扉のカットひとつをとってみてもその技術の高さを感じることができます。

 また時計は、3つの分銅が落ちる力を利用して動き、その分銅の並び方を間違えると時 計の時間も不正確になってしまう繊細な面も持っています。

 店には、この置き時計以外にも、時計の進化と発達の歴史を感じることができる時計が数多く置かれています。

 初代店主・光太郎氏から引き継がれ、丁寧なメンテナンスのお陰で正確に動きつづける置き時計が15分毎に奏でる4種類の音色を聞くのも心和みます。

【DATA】
〒792-0011
愛媛県新居浜市西原町1-4-26
TEL    (0897)32‐3887
FAX    (0897)33‐7167
営業時間 9時〜19時30分
定休日   無休
内部見学 自由

(「新居浜会議所ニュース」2005年6月号に掲載)

に志まき呉服店

■奉仕の精神受け継ぐ「木製金庫」

 昭和通りに面し、京風の味わい深い建物が「に志まき呉服店」です。

 明治16年に初代の真木重五郎氏が、太物を取り扱ったことから始まり、以来120年余り、地域を代表する呉服店に発展しました。

 店内に入るとその奥に落ち着いた雰囲気の囲炉裏を囲んだスペースがあります。

 その一角に置かれている「木製金庫」(写真右)は、初代の頃から使われていたもので、新居浜の商店街の発展と共に築かれてきた同店の歴史と初代から受け継いできた「奉仕の精神」を今に伝えているかのようです。

 木製金庫の横には、昔使っていた「帳場」や明治、大正時代のお店の「大福帳」なども置かれており、さながら、時代劇のお話のような雰囲気が味わえます。

 最近の着物ブームの影響で再び見直されてきている着物文化。木製金庫を前に、囲炉裏を囲んで4代目ご当主の話に耳を傾けるのも楽しいひと時となります。

【DATA】
〒792-0012
愛媛県新居浜市中須賀町1-7-22
TEL    (0897)37‐3010
FAX    (0897)36‐1580
営業時間 9時〜19時
定休日   水曜日
内部見学 自由

(「新居浜会議所ニュース」2005年5月号に掲載)

永井写真館

■創業当時の懐かしい「写真機」

 登り道商店街の真ん中あたりに位置する「永井写真館」。創業当時の懐かしい「写真機」(写真)が、お店を訪れる人たちの話題となっています。

 この写真機は「アンソニー」と呼ばれ、創業当時から、昭和53年ごろまで、約50年の間にわたり、現役で働いてきました。

 その後、主役の座を新しい写真機に譲り、分解されて大切にしまわれていましたが、平成17年1月に商店街周辺で開催されたイベント「はまさい」を機に、再び組み立てられ、懐かしい姿を見せてくれています。

 店内には、他にも「ローライ」の小型カメラや、懐かしい写真の数々も飾られており、訪れる人たちの目を楽しませてくれています。

【DATA】
〒792−0017
愛媛県新居浜市若水町1−9−22
TEL    (0897)32−3625
FAX    (0897)32−3628
営業時間 10時〜19時
定休日   水曜日
内部見学 可(お気軽にお声がけください)

(「新居浜会議所ニュース」2005年4月号に掲載)


               
          TEL 0897−33−5581
          FAX 0897−33−5609


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